パソコンのある風景|パソコンスクール庚壬塾(こうしんじゅく)

筑紫野市、小郡市のパソコンスクール庚壬塾(こうしんじゅく)塾長のブログ

日記・コラム・つぶやき

経験は人を成長させる

私の友人に、マッキントッシュという型のパソコンを使っている人がいます。ある日、友人が外出中、まだ幼かったお嬢さんは、お留守番をしながら、ママのパソコンで遊んでいました。さて、友人が帰宅すると、お嬢さんは、家の外でお母さんの帰りを待っています。そして、今にも泣き出しそうに、「パソコンが爆発するから怖くて中に入れない」と・・・。一体、何が起こったのでしょう?
 実は、お嬢さんが、怖がっていたのは、パソコンの画面に突然出現した、「爆弾」の絵でした。マッキントッシュでは、システムが不安定になると、この「爆弾」が出てくるのです。はじめてこのマークを見たお嬢さんが、あわてて外に飛び出したのも、無理がありません。導火線に火がついて、今にも爆発しそうな絵です。
 皆さんも、パソコンを使っていて、突然、画面が止まり、こんなメッセージを目にしたことはないでしょうか。「このプログラムは不正な処理を行ったため、強制終了します」
 
 ウィンドウズというOS(基本ソフト)が入っているパソコンでは、プログラムの不具合が起きると、このようなメッセージ(最近は少し表現が柔らかくなっています)が出て、強制終了してしまうことがあります。
 こんなメッセージを目にしたときには、「不正などしとらぁん!」と叫びたくなります。(よく読むと、不正な処理をしたのは、決して私ではなくて、「プログラム」であるということがわかるんですが・・・。)いつぞやは、24時間かけて一生懸命データの入力が終わったところで、いきなりこのメッセージがでて、あまりの脱力感に気を失いそうになったことも・・・。その間一度も保存しておかなかった私が悪いのですけれど・・・。
 この経験から得た教訓。プログラムもコンピュータ機器も完全無欠ではなく、トラブルはいつでも起きる可能性があるということ。それがわかれば、こまめに保存するなど安全対策もとれるし、24時間分の仕事を一瞬にして無に帰すような愚かな失敗をすることもなく、突然の爆弾のマークでも、恐怖におののく必要もなくなります。
 パソコンのトラブル、それは使っている人の失敗ではなく、単なる経験の一つにすぎません。マック使いの友人のお嬢さんは、今では、ご自分のホームページを作ったりするほどの立派なマック使いに成長されました。やはり、経験は、人を大きく成長させるのですね。

ソーシャル

-日記・コラム・つぶやき